Threadsのアルゴリズムとは?伸びない原因と対策【2026年】
2026-10-14
結論から言うと、スレッズ(Threads)が急に伸びなくなった原因の多くは「シャドウバン」ではなく、アルゴリズムの方針変更です。 Metaは2024年末から、フィードでフォロー中のアカウントの投稿を優先し、フォローしていない人へのおすすめを減らしています。そのため、まだフォローしていない人に届く量が以前より少なくなっています。
この記事では、Metaが公式に認めていることと、ネットで広まっているけれど確認されていない噂を分けて説明します。噂を信じて運用を変えると、遠回りになるからです。
Threadsのアルゴリズムとは?
Metaが公開している情報は多くありませんが、方向性ははっきりしています。
- AIが「価値の高そうな投稿」を予測して並べる:フォロー中のアカウントの投稿と、おすすめの公開投稿の中から、あなたの過去の行動(何を見たか、何に返信したか、どこで止まったか)をもとに、それぞれの投稿の価値を予測して表示順を決めます。
- Instagramのつながりが土台:ThreadsはInstagramのアカウントのつながりを使っています。始めたばかりの人へのおすすめには、Instagramでの行動が参考にされます。
- フォロー中の人を優先:InstagramとThreadsの責任者アダム・モセリ氏は2024年11月、表示順をフォロー中の人の投稿を優先し、フォローしていないアカウントのおすすめを減らす方向に調整したと説明しています。
- 返信が重要:モセリ氏はThreads上で何度も「他の人の投稿に返信することは、自分で投稿するのと同じくらい成長につながる」と話しています。
- オリジナルと信頼性:オリジナルのコンテンツを重視し、信頼性に関するシグナルを示していく方針も示されています。
これ以外に、Metaは「何がどれくらい効くか」という重みを公開していません。具体的な数字が出てくる解説は、ほとんどが外部ツール会社の推測です。
公式に確認されていない噂は?
| よく見る説 | 実際のところ | | ---------------------------------------------- | -------------------------------------------------------------------------------- | | いいねより返信が強い | 方向性はモセリ氏の発言と一致。ただし重みは非公開 | | 投稿後30〜60分のゴールデンタイムで伸びが決まる | 未確認。外部の推測 | | リポストが一番強いシグナル | 未確認。「返信が一番大事」という説とも矛盾する | | 外部リンクを貼ると伸びない | 諸説あり。2026年にリンクのペナルティはなくなったという報道も、逆の主張もある | | ハッシュタグをたくさん付けると伸びる | Threadsのトピックタグは1投稿に1つだけ。「多いほど良い」はありえない |
「フォロワーの2%にしか表示されない」「最初の100件の反応ですべて決まる」といった具体的な数字は、仮説として扱い、自分のデータで確かめてください。
スレッズが伸びない・閲覧数が減った原因は?
よくある原因を、可能性の高い順に並べます。
1. おすすめ表示が減った(アルゴリズムの変更)
ここ2年で最も大きな変化です。以前はフォローしていない人の「おすすめ」に載りやすかったのが、今はフォロー関係が重視されます。閲覧数の多くをフォロワー以外から得ていたアカウントほど、落ち込みが大きく見えます。
2. 見る側がフィードを調整している
Threadsには、見る側が自分のフィードを調整できる機能があります。
- Dear Algo(2026年2月〜):「こういう話題をもっと見たい・減らしたい」と投稿でアルゴリズムに伝える機能。効果は3日間。
- Your Algo(2026年6月〜):見たい会話・見たくない会話を、非公開で設定できる機能。
つまり、特定の人に急に表示されなくなったのは、その人が自分で話題を減らしただけかもしれません。あなたが罰を受けたとは限りません。
3. 発信テーマがばらばら
アルゴリズムは「この人の投稿を誰に届けるか」を判断する必要があります。今日はグルメ、明日は仕事、明後日は時事、という状態だと、決まった読者に届けにくくなります。
4. 反応の質が下がっている
返信がつかず、いいねが少しだけの投稿は、多くの人に広げる価値があると判断されにくくなります。「いいねした人に◯◯をプレゼント」のような反応集めの投稿は、質の低い反応しか集まらないことが多いです。
5. コミュニティガイドライン違反
違反と判断された投稿は表示が制限されます。設定 → アカウント → アカウントステータスで、削除された投稿、おすすめに表示されないコンテンツ、使えない機能を確認でき、納得できない場合は審査をリクエストできます。ただしこれは少数のケースです。閲覧数が減ったら真っ先にシャドウバンを疑う、というのはやめましょう。
投稿そのものやコメントが表示されないトラブルは、スレッズのコメントが見れない原因も参考にしてください。
「アルゴリズムがリセットされた」と感じる時は?
Threadsに「アルゴリズムをリセットするボタン」はありません。「リセットされた」と感じるのは、多くの場合次のどれかです。
- 見る側のフィード調整(Dear Algo / Your Algo)でおすすめ内容が変わった
- アプリのアップデートで表示順の方針が変わった
- 自分の発信テーマや投稿時間が変わった
自分のフィード(見る側)を整えたい場合は、興味のない投稿で「興味なし」を選ぶ、Dear Algo / Your Algo で好みを伝える、といった方法があります。発信側の数字を戻したい場合は、下の対策を試してください。
閲覧数の減少はどう確認する?
Threadsのインサイトには「リーチ率」という項目はありませんが、自分で計算できます。
- プロフィールのインサイト(棒グラフ)アイコンを開く(PCなら threads.com/insights)
- 閲覧数の推移と、閲覧の流入元(ホームフィード、プロフィール、検索、アクティビティ、Instagram、Facebook)を確認
- 投稿ごとに次の式で比べる
エンゲージメント率 =(いいね+返信+リポスト+引用)÷ 閲覧数
見るポイント:
- 閲覧数 ÷ フォロワー数:過去の平均より大きく下がっていればフォロワーにも届いていない。1を大きく超えていればフォロワー以外にも届いている
- 流入元の割合:ホームフィードの割合が下がった → おすすめ表示が減った。プロフィールの割合が多い → わざわざ見に来る人がいる
インサイトの詳しい見方は、Threadsのインサイトの見方で解説しています。
ただし標準のインサイトは最大90日分しか見られず、投稿を1つずつ開いて比べる必要があります。Threads Dashboardを使うと、公式Threads APIで(読み取り専用・パスワード不要)すべての投稿の閲覧数や返信数を一覧で並べ替えられるので、「どの種類の投稿が落ちたのか」がすぐ分かります。
投稿時間はアルゴリズムに関係ある?
関係はありますが、「特定の時間帯にアルゴリズムが多く配信する」わけではありません。あなたの読者がオンラインにいる時間に投稿すると、最初の反応がつきやすい、というのが理由です。Metaは公式の「ベストな投稿時間」を公開していません。
自分に合った時間帯の見つけ方は、Threadsで伸びる投稿時間帯をご覧ください。
スレッズが伸びない時の対策
一度に全部変えると、どれが効いたのか分かりません。順番に試してください。
- 本当に減っているか確認する:1つのバズ投稿と比べるのではなく、直近30日と前の30日を比べる
- どの流入元が減ったか見る:ホームフィードが減った → おすすめが減った。プロフィールも減った → 新しく興味を持つ人が減った
- テーマを2〜3個に絞る
- 返信したくなる投稿にする:具体的な質問を投げる、本音の意見を書く、話が広がる体験談を書く
- 毎日、他の人の投稿に返信する:自分の投稿だけでなく、会話に参加する
- 1投稿に1つトピックタグを付ける(#は不要)。そのトピックのフィードに載ります
- コミュニティに参加する(2025年10月〜、200以上のテーマ)。テーマに興味がある、まだフォローしていない人に届きます
- 2〜3週間続けてから数字を比べる
フォロワーを増やす具体的な方法は、スレッズのフォロワーの増やし方にまとめています。
よくある質問
Threadsのアルゴリズムは2026年に何が変わった?
大きいのは「見る側がフィードを調整できる」機能です。2月にDear Algo、6月にYour Algoが始まりました。また、モセリ氏が外部リンクのペナルティをなくしたと報じられていますが、逆の主張もあり、Metaの正式な発表はありません。
スレッズにシャドウバンはある?
ガイドライン違反のコンテンツは表示が制限されます。ただ、閲覧数が減った原因の多くは、フォロー関係を優先する方針や、見る側のフィード調整です。まずは「アカウントステータス」で違反の記録がないか確認しましょう。
リンクを貼ると伸びない?
結論は出ていません。2026年にペナルティがなくなったという報道もあれば、逆の主張もあります。同じ種類の投稿で「本文にリンク」と「最初の返信にリンク」を比べて、自分で確かめるのが確実です。
おすすめに載る条件は?
Metaは条件を公開していません。分かっているのは、あなたの過去の行動から「その人にとって価値が高そうか」を予測していること、そして返信やオリジナル性が重視されていることです。
伸びない投稿は消したほうがいい?
消すと伸びるという根拠はありません。伸びなかった投稿は、伸びた投稿と比べるための大事な材料なので残しておきましょう。
データで「なぜ伸びないか」を見つける
標準のインサイトは90日分しか残らず、投稿を1つずつ開く必要があります。Threads Dashboardは公式Threads APIで接続し(読み取り専用、パスワード不要)、次のことができます。
- 投稿ごとの閲覧数・いいね・返信・リポスト・引用の推移
- 投稿を閲覧数や反応数で並べ替え、CSVで書き出し
- フォロワー数の推移とプロフィールの閲覧数
- 自分の投稿から計算した曜日×時間帯ごとの伸びやすい投稿時間
無料プランは期限なしで使えます。Proは365日以上のデータを保存でき、ローンチ価格は月額5.99ドルです。